バンドデシネ関連日程

編集部 (2011/9/13)

 

年末にかけて、かなり集中して様々なバンドデシネ関連の予定がございます。
芸術の秋でもありますし、この機会にバンドデシネについて色々学ばれてみるのは如何でしょうか?

今回はとりあえずという事で簡単にまとめてみましたが、個々のイベントなどについては追って個別に紹介をする予定です。

【本】

9/01(木) ル・グラン・デューク』(イカロス出版)
スマーフ危機いっぱつ!』(小峰書店)
キングスマーフ』(小峰書店)
いとしのスマーフェット』(小峰書店)
9/22(金) ピノキオ』(小学館集英社プロダクション)
9/24(日) エデナの世界』(ティー・オーエンターテイメント)
10/3(月) タンタンの冒険 限定コレクターズBOX』(福音館書店)
10/3(月) タンタンの冒険 PB版:第4回配本』(福音館書店)
秋頃 モンスター』(飛鳥新社)
年内 MUCHACHO』(飛鳥新社)

 

【イベント】

8/28(日) 2011年度第6回BD研究会
場所: 日仏学院

 

9/10~10/16 13人のドイツ・コミック作家展―オルタナティブからMANGAまで
場所: 京都国際マンガミュージアム

 

9/16(金) MMF講座:BD(フランスのマンガ)で楽しむルーヴル美術館
場所: メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス
講師: 小池寿子氏(國學院大學教授)×原正人氏(BD研究家)
備考: 要予約、料金:1000円

 

9/20(火) 読書の秋2011:Tsunami 対談:ジャン=ダヴィッド・モルヴァン、寺田克也
場所: 日仏学院

 

9/28(水) 読書の秋2011:ポリグラフィスト クレマン・ウブルリ講演会
場所: 日仏学院

 

10/2(日) ワークショップ:日マン独
場所: 京都国際マンガミュージアム
備考: 要予約

 

10/15(土) オーストラリアの絵本の魅力 ショーン・タン自作を語る ことばを超えて -絵が語る物語の力
場所: 大阪府立中央図書館 大会議室
備考: 要予約、定員80名、料金:1000円

 

10/20(木) 読書の秋2011:狂騒の時代の女王、キキ 対談:カテル・ミュラー、ジョゼ=ルイ・ボッケ、パスカル・キニャール
場所: 日仏学院

 

10/22(土) ショーン・タン講演会
場所: 津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24)
対談: ショーン・タン氏、柴田元幸氏(アメリカ文学研究、翻訳)
備考: 要予約、料金:1000円

 

11/11(金) 読書の秋2011:侵された身体の構造 タニノ・リベラトーレ講演会
場所: 日仏学院

 

11/11(金) スマーフナイト!~ベルギー生まれのスマーフの森へようこそ!~
場所: 東京カルチャーカルチャー
備考: 前売り券1500円、当日券2000円(飲食代別途必要・ビール¥600など)

 

【映画】

9/09(金) スマーフ』公開
10/29(土) ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』公開
12/1(木) タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』公開

 

19世紀末~20世紀前半アメリカ漫画資料展

編集部 (2011/7/22)

7月23日土曜日より東京工芸大学中野キャンパス図書館にて「19世紀末~20世紀前半アメリカ漫画資料展」が開催されています。

これは「川崎市市民ミュージアム」の所蔵する19世紀末~20世紀前半のアメリカ漫画資料のコレクションを紹介 する意図で計画された展覧会で、当初、コレクションを十分研究調査した上で準備する予定だったそうですが、3月11日の東日本大震災のため、50点弱の資料展示になってしまいました。
しかし、この知られざるコレクションの研究上の価値の一端は示せるのではないかと思いますと事でした。
続きを読む

スペインコミック展覧会「僕らと旅に出よう!」

編集部 (2011/5/27)

2011年5月24日から7月18日までセルバンテス文化センター東京にて、スペインコミックスの大規模な展覧会「僕らと旅に出よう」が催されます。

80年代にスペインのマンガ表現を変革した6人の作家、ガジャルド(Gallardo)、ケコ(Keko)、マウロ・エントリアルゴ(Mauro Entrialgo)、マックス(Max)、ミチャルム(Micharmut)、ミゲランショ・プラド(Miguelanxo Prado)の作品を旅をテーマに、アルバム(単行本)や原画など100点以上展示した、日本で初めてとなるスペインコミックスの大規模な展覧会です。
続きを読む

おすすめバンドデシネ作家診断、はじめましたベデ!

ベデくん (2011/5/2)

こんにちは、バンドデシネ普及推進大使のベデくんベデ!

バンドデシネ(以下、BD)の事もっと色々知りたいけどメビウス先生やビラル先生くらいしかわからなーい、どうやって探したら良いかもわからなーい、と言う人が多いみたいなので診断メーカーと言うサービスを使って、オススメのBD作家をランダムで教えてくれると言うのを作って見たベデ。

おすすめバンドデシネ作家診断:「ベデったー
http://shindanmaker.com/114549

操作は簡単、自分の本名やハンドルネームを入力して [診断する] を押すだけで、オススメのBD作家の先生とその代表作(邦訳がある場合は邦訳タイトルを優先)を紹介してくれるハイテクサービスベデよ!

90文字しか使えなかったので作品画像とかは流石に載せられなかったベデが、BD作家の先生の名前をグーグルなどで画像検索すると作品などが色々と見れちゃうベデ!
格好良い作家さんから、エッチな作家さんまで色々入れておいたので、BDのディープな世界に足を踏み入れる切欠になってくれると嬉しいベデ。

ちなみに日替わりで変わるハイテクシステムも搭載されてるので毎日お楽しみいただけるベデよ。

ツイッターに登録してなくても出来ちゃうので気軽に遊んで見て欲しいベデ~。

アングレーム国際漫画祭 2011 受賞リスト

cu39 (2011/1/31)

アングレーム国際漫画祭2011 の受賞リストを速報でお伝えします。(2011.2.2 書影などを追加しました。)

Grand Prix de la ville d’Angoulême 2011 グランプリ

Art Spiegelman
アート・スピーゲルマン(アメリカを代表するオルタナティブコミック作家、代表作の『マウス』は1、2巻共にアングレームの最優秀アルバム賞を受賞している。)

Fauve d’Or : Prix du Meilleur Album 最優秀アルバム賞

Manuele Fior, Cinq mille kilomètres par seconde, Atrabile.
マヌエレ・フィオル 『秒速5000キロメートル』 アトラビル
続きを読む

邦訳バンド・デシネ・ガイド 2010年版

ベデくん (2010/11/3)

こんにちは!ベデくんだベデ。

※最新の2011年版はこちらベデ

「最近邦訳BDが好調なのは良いんだけど、把握しきれないのでまとめて欲しい!」という要望があったのでBD研究会のブログを借りてリストを作ってみたベデ~。リンク先は一部以外アマゾンの商品ページになってるベデ、気になる作品は要チェックベデ!
続きを読む

荒木飛呂彦『Rohan au Louvre』紀伊國屋で予約受付中

cu39 (2010/2/18)

ルーヴルをテーマにした BD 作品を制作するルーヴル美術館とフュチュロポリス(Futuropolis)社の共同プロジェクトに荒木飛呂彦が参加し、2010年初頭にはルーヴルの企画展で荒木の書き下ろし原画が展示されたことは日本でも各所で話題になっていましたが、ついにそのアルバムが刊行されるようです。

日本では紀伊國屋書店 BookWeb で予約受付がはじまりましたが、現時点では一時的に予約を締め切っている模様。発売時期や価格の情報もまだ揺れているようで、在庫の見込みも立てにくいみたいですね。

続きを読む

『ユーロマンガ』第4号 4月中旬に発売予定

cu39 (2010/2/18)

『ユーロマンガ』第4号が「2010年4月半ばに刊行予定」とのこと。

連載中の『スカイ・ドール』(SKY-DALL)、『ラパス』(Rapaces)、『天空のビバンドム』(Bibendum Céleste)に加え、メビウス(Moebius)の短編「アンカル ソリューンの誕生」が収録されるそうです。

今のところこれ以上の詳細はわかりませんが、順調なようで安心しました。

中野ブロードウェイのBDショップ「パピエ」閉店へ

cu39 (2010/2/18)

中野ブロードウェイ 3F の BD ショップ「パピエ」が、2月末日をもって閉店するそうです。

現在、BD アルバムが 30~80% OFF の閉店セールを行っているようなので、気になるアルバムやグッズのある方は足を運ぶか、問い合わせてみてはいかがでしょうか。なお、ブロードウェイにあるパピエの店舗は閉店しますが、通信販売は継続されるそうです。

パピエ

続きを読む

アングレーム国際漫画祭2010

原正人 (2010/2/18)

ご報告がだいぶ遅くなりましたが、2010年1月28日から31日にかけて行われた第37回アングレーム国際漫画祭の各賞受賞者をお伝えします。開催すら危ぶまれた今年のアングレーム国際漫画祭ですが、例年通り無事に開催されました。

既に「アニメ! アニメ! ビズ」による報告があるので、そちらもご参照ください。

Le Grand Prix de la Ville d’Angoulême(アングレーム市グランプリ)
Baru
バル
※バルについては以前このブログでも『しょぼいヒーローたち』という作品を紹介したことがあります。
Prix du Meilleur album(最優秀作品賞)
Riad Sattouf, Pascal Brutal, T3, Plus fort que les plus forts (Fluide glacial)
リアド・サトゥッフ『暴れんぼうパスカル』第3巻(フリュイド・グラシアル)

続きを読む