「ニュース」カテゴリーの記事一覧
原正人 (2009/03/24)
『ふらんす』という雑誌をご存知でしょうか? 白水社から刊行されているフランス語とフランス文化に関心を持つ読者のための月刊誌で、今年なんと創刊83年を迎える伝統ある雑誌です。フランス語を学習したことがある人なら、きっと一度はこの雑誌を手にとったことがあるはず。
フランス文化を紹介する雑誌というだけあって、フランスにまつわる実に多彩な特集が組まれたりするのですが、過去にBDに関する連載記事を載せていたこともあります。1998年6月号から1999年3月号まで掲載された貴田奈津子さんの「9番目のアート バンド・デシネ案内」と2007年4月号から9月号まで掲載された笠間直穂子さんの「モノクロBDを撃て!――フランス漫画のアンダーワールド」というのがそれで、どちらもBDのことを知るのにとても役立つ貴重な仕事です。
さて、その『ふらんす』の表紙を今年一年様々なBDが飾るとのこと。写真をご覧ください。第1回目に当たる4月号の表紙を飾るのは以下の作品です。
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タグ:Didier Lefèvre, Emmanuel Guibert, ふらんす, 雑誌
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cu39 (2009/03/02)
euromanga.jp » EUROMANGA Vol.2 (公式サイトの記事)
『EUROMANGA』(ユーロマンガ) Vol.2 が3月9日(月)に発売されます。第1号とこの第2号をあわせると『スカイ・ドール』、『ラパス』、『ブラックサッド』、『天空のビバンドム』各作品のアルバム1冊分がすべて読めることになります。
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タグ:euromanga, スカイ・ドール, ブラックサッド, ユーロマンガ, ラパス, 天空のビバンドム, 雑誌
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cu39 ()
茶BDbdフライヤー(PDF)
今週末、BD のアルバムを読めるイベントが吉祥寺のカフェで開催されます。カフェでお茶を飲みながらゆっくり BD を読み、気に入ったら購入することもできるそうです。主催はオンライン BD ショップ「MBD (マベデ)」で、特に先日のアングレーム国際バンドデシネ・フェスティバルの受賞作が揃うそうなので、この機会に最新の注目作にぜひ触れてみてください。
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タグ:MBD, イベント, カフェ, マベデ, 吉祥寺
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cu39 (2009/02/19)
BDアルバム(フランス語版)を日本語と日本円で決済し、日本から発送してもらえるオンラインショップ「MBD (マベデ)」は以前にも紹介しましたが、このマベデの「アングレームノミネート作品」カテゴリに本格的に商品が並びはじめました。
アングレームノミネート作品 – MBD (マベデ)
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タグ:MBD, ショップ, マベデ, 通販
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cu39 (2009/02/02)
アングレーム国際バンドデシネ・フェスティバルの各賞受賞者が発表されました。ひとまず速報でお伝えします。
- Prix du Meilleur Album (最優秀作品賞)
- Winshluss, Pinocchio (Les Requins Marteaux)
ヴィンシュルス 『ピノキオ』 (レ・ルカン・マルトー)
- Grand Prix de la Ville d’Angoulême (アングレーム市グランプリ)
- Blutch (ブルッチ)こと Christian Hincker
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タグ:アングレーム, イベント, リスト, 賞
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原正人 (2009/01/23)
このブログでお知らせしたように、去る1月11日(日)に京都国際マンガミュージアムで、「マンガVSバンド・デシネ ?! ラウンド3」と題するシンポジウムが行われました。
パネリストはフランス人BD原作者ジャン=ダヴィッド・モルヴァン(Jean-David Morvan)、ともにBD研究者で翻訳者でもある猪俣紀子と野田謙介の3名で、BD研究会の原正人が進行役を務めました。
(写真提供:鵜野孝紀)
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タグ:イベント, シンポジウム, モルヴァン, 京都国際マンガミュージアム, 猪俣紀子, 野田謙介
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原正人 (2009/01/20)
昨年後半にササキバラ・ゴウさんが、ヨーロッパ最初のマンガ家ロドルフ・テプフェールの代表作『M. ヴィユ・ボワ』を翻訳し、コミティアやコミケ等のイベントで販売していたことはすでに紹介しましたが、この度、同書が通信販売でも購入できるようになりました。
銀行振込、代金引換便(ヤマト運輸コレクト便)、クレジットカード(Amazon.co.jp マーケットプレイス)の3種類の方法で購入できるそうです。それぞれ送料、手数料等が異なるので、詳しくは上掲のページをご確認ください。
海外マンガの翻訳出版がなかなか難しい状況で、テプフェールのオリジナル・ヴァージョンから版を起こし、自費出版してしまったという貴重な試みです。内容自体も非常に面白いので、ぜひご覧になってください。
タグ:ヴィユ・ボワ, ササキバラ・ゴウ, テプフェール, 佐々木果, 日本語版
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原正人 (2009/01/08)
毎年1月末にフランスのアングレーム市で行なわれるマンガのイベントをご存知でしょうか? 開催地名を取って俗に「アングレーム」と呼ばれるこのイベントは、正式名称を Festival international de la bande dessinée d’Angoulême (アングレーム国際バンドデシネ・フェスティバル ((さまざまな訳し方が可能です。ウィキペディア日本語版には「アングレーム国際漫画祭」の項があり、簡単な説明を読むことができます。「アングレーム国際コッミック・フェスティバル」という表記もされることがあるようです。)) )といい、1974年に行なわれた第1回から数えて今年で36回目を迎えます。日程は、1月29日から2月1日まで。
Festival International de la bande dessinée d’Angoulême (公式サイト フランス語と英語のみ)
例年1月末ごろの4日間をかけて、見本市、サイン会、展覧会、パフォーマンス、映画の上映、コンサート、講演、討論会などなど、さまざまなイベントが行なわれ、20万人以上の人手が見込まれる世界有数のマンガ・イベントです。
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タグ:アングレーム, イベント, 賞
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cu39 (2009/01/07)
京都国際マンガミュージアムでは昨年10月から「フランス語圏のマンガ バンド・デシネの歴史と展開展」という展示が行われていることは以前紹介しました。この展示は現在も続いている(2月11日まで)んですが、来る1月11日(日)13:00からBDをテーマとしたシンポジウムが開催されます。
国際シンポジウム マンガ vs バンド・デシネ?! ラウンド3 (京都国際マンガミュージアム) シンポジウム詳細はページ下部
また翌12日(月・祝)13:00からは「最新の研究成果をもって『マンガ』というメディアが、国境や文化など様々な壁を越えうる可能性を持ったメディアであることを議論するシンポジウム」も催されます。
シンポジウム マンガは越境する (京都国際マンガミュージアム)
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タグ:イベント, シンポジウム, 京都国際マンガミュージアム
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cu39 (2008/12/31)
日本語と日本円でバンド・デシネを購入できるオンラインショップ「MBD (マベデ)」をご紹介します。
MBD (マベデ)
現在、在庫のあるアルバムはニコラ・ド=クレシー(Nicolas de Crécy)の作品、 日本で活動するジャン=ダヴィド・モルヴァン(Jean -David Morvan)がシナリオを担当した作品、谷口ジロー、寺田亨、高橋光などBD界で活躍する日本人の作品、『きょうの猫村さん』フランス語版など。2600~3400円(税込み)の価格帯で販売されています。
在庫のあるアルバムは表示額+250円からの送料で購入することができ、在庫以外のアルバム等もリクエストすることで入荷してもらえるようです。ただ「100%リクエストに応えられない場合もございます」とあるので詳しいことはウェブサイトより問い合わせてみてください。
取扱商品は徐々に増やしていくそうなので、ショップのブログ ma bulle を定期的にチェックしていればお気に入りの作品が見つかるかも。
タグ:MBD, ショップ, マベデ, 日本語
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