Archive for 2009年4月

明治大学メビウスシンポの続報

cu39 (2009/04/28)

5月9日(土)に明治大学アカデミーホールで行われるシンポジウム「メビウス ∞ 描線がつなぐヨーロッパと日本」について新しい情報が入ってきました。

メビウス(Moebius)、浦沢直樹、夏目房之介の鼎談では、各自が手元で絵を描きながらトークする形式になるとか。ペンと紙なのか、タブレットのようなデジタル機器を使うのかはわかりませんが、顔ぶれから普通に考えるとアナログな方法を想像します。そのほうが「描線」というタイトルにもマッチしそうだし。

会場に複数のマンガ家が聴きに来る予定もあり、その先生方のメビウス体験を語ってもらったりするかもしれないとか。具体的な名前はわかりませんでした。メビウスは日本のマンガ家に意外なほど広く影響を与えているので、どこから誰が出てくるかわからないですね。

オフラインルートで入ってきた情報なのでソースは出せないんですが、ご了承ください……。

【関連】

明治大のメビウス鼎談イベントの定員が150名減少

cu39 (2009/04/20)

当初、定員1200名と伝えられていた ((現時点でたけくまメモの告知は1200人のままです。)) 明治大学のメビウス(Moebius / Mœbius)来日イベントですが、現時点でその定員が1050名となり、150人分減少しました。メビウスの相手が浦沢直樹ということもあり相当の人手になりそうですが、150という数字はどう響いてくるでしょうか。明治大のリリースにも整理券配布があると書かれて(追記されて?)いますが開始時間は明記されておらず、当日の動きは予想しにくいところがあります。

ただし会場は当初から変わらずアカデミーホールで、変更があったわけではなさそう。ホール概要ホールレイアウト(PDF)を確認すると、135ある「可動客席」を有効にした場合のキャパシティが1190席、しない場合が1055席ということのよう。人が多ければ可動客席が出てくるだけのことかもしれませんね。

ともあれ、各所のリリースが出揃い内容も固まってきたようなのでリンクをまとめておきます。

京都国際マンガミュージアムで「メビウス展」開催、りんたろう・大友克洋・村田蓮爾とのトークイベントも

cu39 (2009/04/13)


© Moebius Production

メビウス (Moebius)来日の件に関して、京都での動きも伝わってきました。5月6日から京都マンガミュージアムで「メビウス展」が開催され、そのオープニングイベントとして、メビウスと村田蓮爾との公開対談が6日に、メビウス・りんたろう・大友克洋の公開鼎談が7日に行われるそうです。

6日は京都国際マンガミュージアムでの開催、定員250名(先着、現地で整理券配布あり)でマンガミュージアム入館料が必要です。

7日は京都精華大学での開催で定員700名(先着、申込み不要)、聴講料はかかりません。

6日のメビウス・村田蓮爾対談ではBD研究会主宰の原正人が司会を務めます ((この関係で、実は明治大学イベントの記事の時点で「京都でもイベントがある」ということだけは知らされていました。)) 。詳しくは以下。

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「茶・BDBD vol.2」 4月17・18日に開催

cu39 (2009/04/12)

3月7・8日に第1回が催された BD イベント「茶・BDBD」ですが、先月に続いて4月17・18日に第2回が開催されるそうです。

前回と同様、MBD (マベデ)が扱っている BD アルバムを実際に手に取ったり購入したりできるだけでなく、BD 作家のサイン会も開催されます。

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5月にメビウスが来日、明治大学で浦沢直樹・夏目房之介と鼎談イベント

cu39 ()

5月にメビウス(Moebius)ことジャン・ジロー(Jean Giraud)が来日し、明治大学で浦沢直樹、夏目房之介との鼎談イベントが行われるそうです。

シンポジウム「メビウス ∞ 描線がつなぐヨーロッパと日本」開催 (明治大学 国際日本学部Information)

このたび、明治大学国際日本学部では、京都精華大学と共同で、フランスを代表する、というより、世界を代表するマンガ家であるメビウス(本名ジャン・ジロー)氏を日本にお招きすることになりました。

メビウスが来日するだけでも驚きですが、浦沢直樹も出てくるとなると、すごいことになりそうですね。詳細は以下。

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ジョアン・スファール 『星の王子さま』

大西愛子 (2009/04/09)

Joann Sfar, Le Petit Prince, Gallimard.
ジョアン・スファール 『星の王子さま』 ガリマール

2008年秋に刊行された、日本でも人気の高いサン=テグジュペリ(A. de Saint-Exupéry)の不朽の名作『星の王子さま』のバンド・デシネ版。

BD版作者はジョアン・スファール(Joann Sfar)。スファールはフランスの若手BD作家で、多くの作品を L’Association から出している。フランスではユダヤ系のルーツが垣間見える風刺の効いた Le Chat du Rabbin が人気だが、日本では『プチバンピ
』という子供の吸血鬼を主人公にした作品が翻訳されている。

このBD版『星の王子さま』は、サン=テグジュペリの原作の文章をほぼ忠実に使い、同じ物語が描かれている。

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