読書の秋2011:ポリグラフィスト 対談:クレマン・ウブルリ、野村辰寿

編集部 (2011/09/24)

◎『読書の秋2011:ポリグラフィスト 対談:クレマン・ウブルリ、野村辰寿 司会:細萱 敦

場所:東京日仏学院エスパスイマージュ
日時:2011年09月28日 (水) 19時00分~21時00分
入場無料、同時通訳つき
ゲスト:クレマン・ウブルリ氏(BD作家)、野村辰寿氏(アニメーション作家)
司会:細萱 敦氏(東京工芸大学芸術学部マンガ学科准教授)

クレマン・ウブルリ
公式ブログ:http://clementoubrerie.blogspot.com/


様々な作品を発表し、いくつもの賞を受賞しているクレマン・ウブルリは子供向けのイラストからキャリアをスタートしました。ジョアン・スファールの『Le Chat du rabbin(ラビの猫)』 や自身の『恋するヨプゴン・ガール(原題:Aya de Yopougon)』のアニメを制作したプロダクションを含む2つのアニメーションスタジオを設立し、また、バンド・デシネ(BD)でも成功を収めています。
コートジボワール出身のマルグリット・アブエの脚本による『恋するヨプゴン・ガール』は私達が様々な報道からする想像とは遠い、70年代ののんびりとしたアフリカ、コートジボワールの首都アビジャンのヨプゴンという労働者の街で、医者を目指す若い女性アヤの生活をユーモアたっぷりに描いたBDです。本作は日本語も含む12ヶ国語に訳されており、日本では月刊誌「クーリエ・ジャポン」にて絶賛連載中です。この作品のアニメーション映画も年末にフランスでの公開が予定されています。
クーリエジャポンのサイトにて『恋するヨプゴン・ガール』の第一話の試し読みが出来ます。
http://courrier.jp/aya/index.html

野村辰寿
公式HP:http://unit.robot.co.jp/tatsutocity/
アニメーション作家、CMディレクター、絵本作家…映像制作会 社ROBOTのアニメーションスタジオ CAGEに所属する野村辰寿はフジテレビのアニメーション『ストレイシープ』の企画・監督・キャラクターデザインなどを手掛け、また、 NHKのプチプチ・アニメ『ジャム・ザ・ハウスネイル』などで知られています。
CMディレクターとして数多く演出をする一方、絵本、キャラクターデザイン、展示映像、アプリ、など ジャンルを問わず様々なフィールドで活躍しています。

 細萱 敦
 1963年生まれ。早稲田大学文学部卒、同漫画研究会出身。東京工芸大学芸術学部マンガ学科准教授。マンガ研究家。川崎市市民ミュージアム学芸員として数多くのマンガ展を企画。日本マンガ学会理事。主な編著書に『日本マンガを知るためのブックガイド』『アジアMANGAサミット』等。手塚治虫文化賞、読売国際漫画大賞、文化庁メディア芸術祭の選考委員を歴任。海外マンガ事情に精通。

 

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