邦訳バンド・デシネ・ガイド 2010年版

ベデくん (2010/11/03)

こんにちは!ベデくんだベデ。

※最新の2011年版はこちらベデ

「最近邦訳BDが好調なのは良いんだけど、把握しきれないのでまとめて欲しい!」という要望があったのでBD研究会のブログを借りてリストを作ってみたベデ~。リンク先は一部以外アマゾンの商品ページになってるベデ、気になる作品は要チェックベデ!

【2010年に邦訳されたもの、および今後出版予定のもの】

『オリブリウスのゆかいな冒険』(くらしき絵本館)
くらしき絵本館公式サイト
岡山の絵本出版社の邦訳BD第2弾ベデ。アマゾンでは取り扱ってないから出版社のウェブサイトにてご購入くださいベデ。

『ユーロマンガVol.4』(飛鳥新社)
ユーロマンガ 公式サイト
日本でも人気上昇中のアルチュール・ド・パンスの『小さな嘘』や『アンカル』の邦訳に先立ちスピンオフエピソードの掲載など充実した内容になってるベデ。

『Le Petit Monde 1 Vamos Vamos!』(集英社)
『Le Petit Monde 2 Real Favela』(集英社)
日本人作家とフランス人原作者のコラボ作品ベデ、もともとは『JC.COM』(集英社)に邦訳掲載されていた物の単行本化ベデ。

『ユーロマンガVol.5(飛鳥新社)
フランスで出たばかりのブラックサッドの新作エピソードを世界最速掲載ベデ。

『天空のビバンドム』(飛鳥新社)
『天空のビバンドム』 ニコラ・ド・クレシー 作品集 公式サイト
ユーロマンガに掲載されていた2巻分までと、未掲載だった最終巻の第3巻を収録した完全版ベデ。

『氷河期 ―ルーヴル美術館BDプロジェクト―』(小学館集英社プロダクション)
荒木飛呂彦先生も参加したルーブル美術館とマンガ家のコラボプロジェクトの作品ベデ。荒木先生の作品に先駆けて発売ベデ!

『イビクス ネヴゾーロフの数奇な運命』(国書刊行会・BDコレクション)
BDコレクション 公式サイト
国書刊行会のモノクロBDコレクション第1弾、ロシア革命に翻弄される小悪党のピカレスクロマン、500ページ超えの大作ベデ。

『ひとりぼっち』(国書刊行会・BDコレクション)
BDコレクション第2弾、隔絶された灯台に暮らすある男の秘密の物語、ひきこもりBDの決定版ベデ。

『アランの戦争 アラン・イングラム・コープの回想録』(国書刊行会・BDコレクション)
BDコレクション第3弾、2011年1月発売予定ベデ 。

アンカル』(小学館集英社プロダクション)
メビウス&ホロドフスキーの代表作全6巻完訳の完全版!幻のスペースオペラが20年以上の時を経てついに完結するベデ!12月21日発売予定ベデ。

【BDをより深く知りたい人にお勧めの邦訳BD】

『タンタンの冒険旅行』(福音館書店)
BD界の古典にしてキング・オブ・BDだベデ。 全24巻

『ペルセポリス』(バジリコ)
アニメ映画化され日本でも公開された、イランの少女の自伝的BDベデ。全2巻

『大発作』(明石書店)
ペルセポリスと並び自伝的BDの傑作と言われる作品ベデ、その現実と幻想が入り混じる筆致の迫力は必読ベデ。

『O嬢の物語』(エディシオントレヴィル)
エロティックBDの巨匠グィド・クレパックスが同名のエロティック小説をマンガ化したベデ。全2巻

『ニコポル三部作』(河出書房新社)
『モンスターの眠り』 (河出書房新社)
映画監督としても有名なエンキ・ビラルの作品ベデ。モンスターの眠りは1巻のみの刊行で未完ベデ。 (どちらも現在絶版)

『M.ヴィユ・ボワ』(オフィスヘリア)
近代マンガの始祖と言われるルドルフ・テプフェールの作品を邦訳した同人誌ベデ。今読んでも十分面白いその作品性に驚くこと間違いなしベデ。

関連書籍】

『フランスのマンガ』(論創社)
比較的わかりやすくBDの歴史などを解説している本ベデ。

『BD 第九の芸術』(未知谷)
主にオルタナティブ系のBDを紹介している本ベデ。