「グルンステン」のタグが付けられている記事

ティエリ・グルンステン『線が顔になるとき――バンドデシネとグラフィックアート』(古永真一訳、人文書院)

原正人 (2008/09/17)

『線が顔になるとき』フランスのバンド・デシネ研究の第一人者 Thierry Groensteen(本訳書にならって以下グルンステンと表記します)の最初の日本語訳が出版されました。

作者のグルンステンは1957年ベルギー生まれの研究者で、1988年から2001年まで、毎年1月末に行なわれる国際マンガ・フェスティヴァルで有名なアングレーム市の le Centre national de la bande dessineée et et de l’image (CNBDI/国立マンガおよび映像センター)の館長を務め、その一方で精力的に執筆活動を続けてきた人です。今現在も研究の第一線で活躍しています。

[記事全文]